しまむら今期方針 長期計画にらみ目標上方修正 各業態で既存店続伸へ

2023/04/07 11:00 更新有料会員限定


 しまむらは現3カ年経営計画の最終年度にあたる今期(24年2月期)目標を上方修正した。21年2月期以降の好業績を受けたもので、〝リ・ボーン〟として再生を掲げた現計画の「応用から完成を目指す」(鈴木誠社長)ことで、30年2月期までの長期計画につなげる。既存店売り上げの続伸を見込むとともに出店数を拡大する。

(田村光龍)

立地別対応さらに

 23年2月期連結は売上高6161億円(前期比5.6%増)、営業利益533億円(7.9%増)と、伸びが続いた既存店売り上げに支えられ、いずれも過去最高となった。経営計画でターゲットとする国内事業は最終年度を待たずに当初目標を超えたことから、今期目標を上方修正した。

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