昨年11月22日に開業した新しい渋谷パルコ(地下1階~地上10階)は2月上旬までのテナント売上高が年間目標の200億円を「上回るペース」(柏本高志パルコ執行役渋谷パルコ店長)だ。「大半の店舗が好調」な中で、6階のアニメ・ゲームキャラクターを中心とした日本のポップカルチャーゾーンがインバウンド(訪日外国人)を含めて幅広く集客しているほか、国内外のモードファッションが「非常に好調」だ。
全体を通して、渋谷や館の特性に合わせ、独自性を出したMDが「感性や個性を大切にする人たちに支持されている」ことに加え、SNSやウェブ、リアルの場の両面での積極的な情報発信が来館と購買促進につながっている。
(有井学)
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