11月22日に開業した新しい渋谷パルコが好スタートを切った。6階の日本のポップカルチャーゾーンが館全体の集客に寄与していることに加え、高感度で、独自性を打ち出した店舗を中心にファッションの売り上げが好調だ。テナント全体の売上高は今月中旬までで年間目標の200億円を上回るペース。
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牧山浩三社長は「成功するとは思っていたが、予想以上の反応。何よりも、ファッションが好調なのが一番うれしい。服好きの人たちが、これだけ多くいるということが再認識できた」と手応えを示す。
売上高は「ほぼ全店が順調」。その中で、6階の「ニンテンドートウキョウ」「刀剣乱舞万屋本舗」などは開業時から入店待ちの行列が続いている。「SNSで情報が浸透していることもあり、海外からのお客が思った以上に多い」という。