ユニフォームの「ハクイ」 新作テーマはシネマティック

2020/05/26 10:58 更新


 ユニフォームメーカーのセブンユニフォームは、小野塚秋良氏がデザインする飲食・サービス業向けユニフォームブランド「ハクイ」で、〝シネマティック〟をテーマに新作を出した。レストランやカフェ、バーを映画の一場面に見立て、働く人の服装を銀幕を彩る衣装や舞台装置として捉えて、美しく働くための仕事着を提案する。既存と新作の全商品を掲載したカタログ『ハクイ2020』に加え、今回はフォトブック型のカタログを製作し、訴求を強めている。

 新作は昔の映画フィルムのようなセピア調の茶、黒、白の、温かみのある色を基本に、BGMで流れるブルースを思わせる青系の色で構成。イチ押しは、登山用の服やテントに使われるリップストップを軽量化し、伸縮性と撥水(はっすい)性を持たせたオリジナルの薄い生地で作ったブルゾンとエプロンだ。折り畳んで胸などのポケットに収納できるパッカブル仕様で、出張料理やキッチンカーなど幅広い用途で使える。

映画フィルムのような茶や黒。リップストップでパッカブル仕様に

 そのほかスポーツで多用され、伸縮性が高くて丈夫なトリコットのシャツやベスト、パンツ、エプロンがある。吸水・速乾性と伸縮性を併せ持つデニムを使い、丈夫で経年変化による風合いが楽しめるコックコートとエプロンも作った。

 リップストップの商品は黒と茶の2色。ブルゾン1万8000円、エプロンは前掛けタイプ9000円、首から掛けるロングタイプ1万2000円。デニムはコックコート1万6000円、ロングエプロン1万8000円。トリコットのベスト1万8000円、パンツ1万9000円、シャツ8800~1万2000円、エプロン7800円。

風合いが楽しめるデニムでコックコートとエプロンも作った


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