仙台三越は24年3月期、総額売上高276億2700万円(前期比2.2%増)となり、営業損益では黒字転換を果たした。コロナ下の22年4月に社長となった小宮氏は、構造改革の陣頭指揮を執ってきた人物。「東北6県の『高感度、上質消費』を支え、売上高営業利益率3%を目指す」と語る。
(杉江潤平)
仙台三越はこれまで赤字が続き、そこに新型コロナが追い打ちをかけ、厳しい状況にありました。ただ昨年、開店90周年に絡めた様々な企画を打ち出し、さらにラグジュアリーブランドや化粧品が伸びたことなどで、年間予算を達成。改革の成果も出て、良い形で終えることができました。
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