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好調続く合成皮革
――昨年を振り返って。
柱の車両資材事業では半導体不足が解消し、今期(24年3月期)はフル生産の状況です。国内に加え、インドネシア、タイ、メキシコ、米国など海外が好調です。
一方、中国は厳しい。中国経済の停滞もありますが、主力取引先の日系メーカー不振の影響を受けました。その点では全体で見ると、グローバルに事業展開している強みが生きたと感じています。
同時に中国のEV(電気自動車)向けへの営業活動も強めています。彼らは提案から採用までのスピードが早く、第4四半期(24年1~3月)には成果が出ると期待しています。
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