スクロール(浜松市、鶴見知久社長)の子会社スクロールインターナショナルが、日本での独占的な販売店としてサービス提供する「ライトチェーン」に、新機能「着せ替え・着用画像生成」が加わった。
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ライトチェーンは、アパレルの企画・開発に特化した生成AI(人工知能)システム。基本機能として、ユーザーが画像(元データ)をアップロードして、裾丈やネックラインなどの変更内容を入力すると、その内容を反映した企画案が数秒でAIによって生成される。
新機能では、ユーザーがアップロードした、平置きやつるし画像などの物画像から、モデル着用画像を生成できる。物画像はトップ、ボトムそれぞれアップロードでき、コーディネートも可能。スマートフォンで撮影した画像からも生成ができる。既存機能のマルチアングル生成や顔変更との組み合わせもできるようになっている。
新機能の追加により、撮影コストの大幅な削減や、提案力が増すほか、店頭販促物への活用により、販促強化が期待できるとしている。