《全国主要SCアンケート調査から㊦》広がる柔軟な営業時間 人材確保へ復帰の促進も

2023/08/30 12:00 更新有料会員限定


 「22年度全国主要SCアンケート」で、顕在化している人手不足を背景に、各施設でES(従業員満足)を高める取り組みに力が入っていることがうかがえる。そうした中で休館日は拡大基調にあり、営業時間は柔軟性を増している。また、コロナ禍の鎮静化に伴いパーティーなどを復活、コミュニケーションを取り戻す動きが本格化している。

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2ケタが休館日増計画

 休館日を増やすことや営業時間を短縮することがESにつながる意識が広がっている。回答したSCの出入りがあるため休館日「0日」の比率が前年を上回り、流通系などが回答していないことから見えにくさはあるが、「2日」以上はいずれも増えている。冬と夏にそれぞれ1日と元日を休館にするなどだが、年中無休が当たり前だった食品スーパーが正月休みを設定するようになるなど、認識もかつてとは変わっている。

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