23年のSC開業計画 大手ディベロッパーの大型・注目施設が相次ぐ

2023/01/17 08:00 更新有料会員限定


 23年のSCの開業計画がほぼ出揃った。日本ショッピングセンター協会(SC協会)によると、国内に開業予定のSCは32施設となる見通し。昨年を下回る見込みだが、大手ディベロッパーの新業態を中心にアフターコロナも見据えた大型・注目施設の開発が一段と増える。中でも、昨年はあまりなかった東京中心部での大型複合開発が活発だ。

(有井学)

32を上回る可能性

 SC協会によると、昨年に開業したSCは36施設で、21年の24施設から大幅に増えた。年間開業数が前年に比べて増加したのは19年以来。「コロナ禍の影響が落ち着いたのが大きな要因の一つ」(SC協会)という。今年の開業計画の中には、森ビルが東京に開業する大型複合施設「虎ノ門ヒルズステーションタワー」など物販の店舗数や面積が調査時点で不明確で、協会が規定するSCの基準を満たすかどうか不明の施設は含まれていないため、「見通しの32施設を上回る可能性もある」。

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