三陽商会は人的資本経営の推進に基づく人材教育の一環として、「SANYOロールプレイング」を開いた。全国の販売員が同社のサービス理念「SANYOサービスポリシー」の接客スタイルを習得し、接客サービスの質の向上を目的としている。
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24年度から行っている研修プログラムで、従来のコンテスト形式ではなく、優秀な販売員の接客ロールプレイング内容を動画撮影し、全社に共有する研修教材として活用する。今回のテーマは「感じの良い接客」。予選を通過した11人の代表者は、入社2~21年目、年齢は20~60代で、エリアマネジャー1人、店長3人、エキスパート販売員1人、販売員6人と、多様な経験と役職が選ばれ、それぞれの視点から磨き上げた接客スキルを披露した。大江伸治社長は「非常に行き届いたレベルの高い接客」と評価し、顧客戦略の推進や後進の育成、代表者の今後の活躍に期待を寄せた。
