六本木ヒルズ 村上隆の巨大新作彫刻を設置

2020/12/01 10:59 更新


 森ビルが運営する大型複合施設、六本木ヒルズ(東京都港区)は11月26日、屋外の共用スペース「66プラザ」に現代美術アーティスト、村上隆による巨大新作彫刻作品「お花の親子」を設置した。来年5月末まで展示する。作品は高さ約10メートルで、花をモチーフした金色の親子像。前面だけでなく、側面や後ろにも花のモチーフがあしらわれている。親子ともに笑顔を表現しているのも特徴だ。

 作品の制作・展示は新型コロナウイルス発生以前から企画され、今春から展示する予定だった。「コロナ下にあっても、アートの力で元気や希望を発信したい」(森ビル)とし、設置を決めた。

 来年1月3日までは施設内の「ヒルズカフェ/スペース」で、花のモチーフを店内装飾やフード、ドリンクにあしらった村上氏との協業カフェを開設。商業店舗でも様々な協業企画を今後実施する予定だ。

高さ約10メートルで、花をモチーフし、親子ともに笑顔を表現した


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