「リモワ」が世界中から10組のブランドやデザイナーを招き、スーツケースやバッグを様々な手法でカスタマイズした協業プロジェクト「Vol.1」をスタートした。27点に及ぶ一点物のアイテムは「HYPEBEAST」のオンラインストア、HBX.comが独占販売し、収益はユニセフに寄付される。
同プロジェクトのアイデアは新型コロナウイルスによるパンデミック中に旅行が制限され、人々が家の中で撮影したリモワのスーツケースの写真をSNSに投稿し始めたことから生まれた。リモワは世界中の10組のブランドやデザイナーに依頼し、リモアのオリジナルやクラシックスーツケース、パーソナルコレクションやネバースティルコレクションをそれぞれのブランドやデザイナーらしくカスタマイズしてもらった。唯一の条件はカスタマイズしたアイテムが、本来の用途で使用できる機能を残すことだ。
これにより、各デザイナーの活気に満ちた創造性と熟練したクラフトマンシップを感じられるユニークなコレクションが誕生した。複雑な手縫いの刺繍から、玉座を兼ねるスーツケースまでを含むこれらの作品は全て一点物のオーダーメイドとなる。このプロジェクトに参加したブランド、デザイナーはアシュリー・ウィリアムズや「フード・バイ・エアー」など。日本からは「ダブレット」が協業した。
リモワのチーフマーケティングオフィサー、エミリー・デ・ヴィティス氏は「Vol.1はリモワの大胆な創造性を体現している。各ブランドは我々のアイコニックな製品に独自の声をもたらし、コレクション全体で信じられないほどの多様なアイデア、技術、そして素材を生み出した」とコメントした。