北海道発のダウンブランド「レタールヌイ」(運営ソウゾウ)は、地域に密着した販促など訴求策が実り、人気がじわじわと広がってきた。道内だけだった期間限定店の開催を今秋冬は本州にも拡大し、さらなる認知度の向上を目指す。大﨑信哉代表は「第1次産業である羽毛農場まで手掛けるのが将来の夢」と地元での新たな産業の創出を目指す。
(大竹清臣)
北海道といえば「おいしい食」「豊かな自然」というイメージが強いが、「ファッションも想起してほしい」との思いからダウンブランドの開発を始めた。18年から構想し1年半かけて商品を開発した。「北海道」=「寒い」を前提に、その寒さを知り尽くす人々が体験してきた記憶をデザインし、形や機能を作り上げた。レタールヌイはアイヌ語(白と炎という意味)をベースにした造語。
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