〝リカバリーウェア〟と呼ばれる一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」(血行促進用衣)の競争が激化している。血行促進用衣は22年10月に新設された一般医療機器のカテゴリー。PMDA(医薬品医療機器総合機構)のウェブサイトに公開されている届け出文書に限るが、23年末の時点で販売業者は8社だったが、直近で40社近くまで増えた。
(小堀真嗣)
【関連記事】《解説》一般医療機器のリカバリーウェア 懐疑層も取り込み広がる市場
参入企業の増加に伴い、販路や価格帯も広がった。当初はウェア上下で2万~3万円だったが、最安で3000円台の商品も登場。日常的な疲れに悩む一般消費者は多いと考えられることから、リカバリーウェアに対する関心はますます高まっている。関連事業者による熾烈(しれつ)な販売競争はしばらく続きそうだ。
1枚1900円
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!