楽天ファッション・ウィーク東京25年秋冬 37ブランドが参加、審査基準を厳格化

2025/02/12 17:30 更新NEW!


 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、3月17~22日に開催する「楽天ファッション・ウィーク東京2025年秋冬」の詳細を発表した。参加ブランドは合計37。フィジカル(リアル)発表32、デジタル発表5のショーを予定する。初参加は11。質を重視して運営する方針で、「商品力に加え、ビジネス的観点、ショーのチーム体制など、審査基準を厳格化した結果、数十ブランドを見送った」という。

 冠スポンサーの楽天によるプロジェクト「バイアール」は、英国の「ポール・スミス」のショーを支援する。ポール・スミス氏は日本への思い入れが深く、ECサイト「楽天ファッション」を通じて発信し、一緒に盛り上げていく考えだ。

 JFW推進機構は、前回に続き、インキュベーション活動に力を入れる。関連イベントとして、文化服装学院ファッション工科専門課程の学生のジョイントショー、YKKファスニングアワードの受賞作品の展示、エスモード東京校の40周年のショーを行う。

 公式会場はスパイラルホール(港区南青山)、トダホール&カンファレンストウキョウ(中央区京橋)となる。当初は前回同様に表参道ヒルズ、渋谷ヒカリエで予定していたが、欧州のファッションウィークが例年の1週間後にずれたことから会期とともに変更した。

 JFW推進機構とパートナーシップを結んだ仏トラノイが会期中に主催する「トラノイ・トーキョー」は世界23カ国から約130企業、170ブランドの出展を予定している。



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