楽天ファッション・ウィーク東京 アワード受賞者発表

2019/10/23 06:26 更新


 楽天ファッション・ウィーク東京20年春夏は、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催し、日本ファッション・ウィーク推進機構が共催する二つのアワード受賞者の発表と表彰式を行った。

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 6回目の「トーキョー・ファッション・アワード」は今後、インターナショナルなブランドになる可能性に加え、独自性、こだわりのある丁寧な物作り、一点一点に存在感があるかをバイヤーの審査員が吟味して選出。「リコール」(土居哲也)、「ミーンズワイル」(藤崎尚大)、「ユウキハシモト」(橋本祐樹)、「イン」(イン・チソン)、「シュープ」(大木葉平、ミリアン・サンス・フェルナンデス)、「フミエタナカ」(田中文江)の6ブランドが受賞した。20年1月のパリ・ファッション・ウィーク中に同事業が単独開催する「ショウルーム・トーキョー」と、伊フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモへの出展が決定した。

トーキョー・ファッション・アワードの受賞者

 3回目の「ファッション・プライズ・オブ・トーキョー」は、既に国内外で実績があるブランドの海外進出を支援する、一歩進んだプライズ企画。受賞者には「ターク」(森川拓野)が選ばれ、20年1月と6月のパリ・ファッション・ウィークへの参加が決定した。3月の楽天ファッション・ウィーク東京でもイベントを予定する。森川は、16年にトーキョー・ファッション・アワードを受賞し、米国など海外での実績もある。「以前の賞とは異なって大きい責任を感じる。一つひとつ、しっかり取り組んでいければ」と話した。

ファッション・プライズ・オブ・トーキョーを受賞した森川さん


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