楽天ファッション・ウィーク東京20年春夏 数年ぶりの中堅が新しいアプローチ

2019/10/21 06:30 更新


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 楽天ファッション・ウィーク東京20年春夏は、数年ぶりにショーを行った中堅のブランドも多い。消費者のファッションの捉え方が変わる中で、新しいことに挑戦したりアプローチの方法を見直したりと、従来とは異なる魅力を発信しようとする傾向が目立った。

(須田渉美、写真=加茂ヒロユキ)

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 チルドレンオブザディスコーダンス(志鎌英明)は、収集したビンテージ素材を融合する手法をアップデートし、大人のエレガンスを見せた。前シーズンのファッション・ウィークで「国内の取引先がぐっと増えた」と志鎌。

 粋な魅力を感じさせたのはスカーフを使ったアイテム。シンメトリーな柄の配置のシャツに爽やかなストライプ柄のパンツ、複数の柄を切り替えたシャツに切りっぱなしのディテールを加えたショートパンツ。気取った雰囲気にせず、ラフに着こなすセンスがスマートで心地よい。前シーズン見せたバンダナのシリーズには、襟と前合わせに民族衣装のディテールを取り入れたシャツコートなどが加わった。

チルドレンオブザディスコーダンス

 代官山の直営店で4年ぶりにショーを行ったメルシーボークー,(宇津木えり)が、シルエットの表現に磨きを掛け、レディーライクな女性像を打ち出した。

 「山」をテーマにして、「山に登るように楽しい気分で挑戦していきたい」と宇津木。山をモチーフにしたスカーフ柄をビッグサイズにし、スクエアヘムのプルオーバーやウエストをブラウジングしたドレスに仕立て、軽やかなドレープを強調する。

 宇津木らしい、重心をずらしてゆるっと見せるシルエットも残しつつ、グラフィカル柄のプリーツスカートやハイウエストのボトムといったシャープなアイテムを合わせ、きりりとした印象で見せた。

メルシーボークー,

 2年ぶりにショーを行ったミキオサカベ(坂部三樹郎)は、スポーツムードのやわらかな女性像を表現した。スタイリングの軸は、坂部が監修するフットウェア「ギディー」。ショーの手法を見直し、「洋服はイメージにとどめて、一つの製品を徹底して売っていく」見せ方だ。

 スニーカーやサンダルは、ニットのアッパーにオレンジやブルーなど鮮やかな色に染まった立体のソールが融合されてフューチャリスティック。服は透明感のある白のナイロンの高密度織物をベースに組み立ててすっきりと見せる。とはいっても、パターンに遊びは入れている。バスト部分を切り替えたシャツにキュロット、アンティーク感のある花柄のジャカードでリボンをかたどったブラに同素材を切り替えた細身のパンツ。フェティッシュな要素も入れつつ、極薄の生地が描くドレープのシルエットでピュアなイメージを引き出した。

ミキオサカベ

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