R1000はドレス主力の新ブランド「レスィ」を24~25年秋冬から立ち上げる。発売時期は、8~9月を予定している。「服は記憶の中に残るもの。着る人の人生の一部になるような一着を届けたい」と、ブランドを立ち上げた商品企画部の安原有紀さんは話す。
ドレスは欧州のビンテージから着想する。膨れジャカードのボディーにチュールを2枚重ねた袖を付けて白で統一したドレスや、オパール加工したタイプなどがある。商品は他に、アウターやブローチ付きのマフラーなどを作った。品質に配慮しながら、ドレスは平均8900~9900円の手に届きやすい価格で他ブランドと差別化する。ターゲットは20代半ば~30代半ば。
安原さんは今春で入社5年目。両親の影響でファッションデザイナーを子供のころから夢見ていた。周囲から「ドレスが好きなら、ドレスのブランドを立ち上げてみたら」と推されたのがレスィの始まりだ。「選ぶ服で一日の気分が変わる。わくわくする気持ちを共有したい」と話す。
ECと期間限定店で販売するが、常設店の出店も視野に入れている。