サイキックVRラボ パルコ、ロフトワークと組み情報コミュニティーを開設

2022/08/19 06:27 更新


講習配信などを会員制で視聴できる

 カルチャー分野に特化したXR(仮想現実、拡張現実などの総称)事業のサイキックVRラボは、パルコ、ロフトワークと9月、XRを活用したブランディング・プロモーション施策のプロデュース・プランニングのための情報を提供するコミュニティー「NEWVIEW BIZ」(ニュービュー・ビズ)を開く。参加者を募集しており、コンテンツの配信開始は9月中旬を予定する。

 XRを活用した企画のノウハウを扱う講習プログラムのオンライン配信と、コミュニティープラットフォーム「ディスコード」でのコミュニケーションを提供する。内容は、①XR施策の事例紹介②企画会議シミュレーション③カスタム可能な資料フォーマットの提供④XRクリエイターとのマッチング――などを予定する。講師には、同社の浅見和彦プロデューサーをはじめ、プランナーの玉樹真一郎氏(わかる事務所)、コンテンツディレクターのきださおり氏(SCRAP執行役員)などが登壇する。

 対象者は、XRを活用したいビジネスパーソン。特に、広告代理店や制作会社、コンテンツ保有企業などに所属する、XRを活用したいプロデューサーやプランナー、マーケターの参加を見込む。

 会員制で、料金は1アカウントが年間30万円、3アカウントで年間75万円。事前登録を受け付け中で、正式な申し込みは8月24日から始める。9月8日には、同サービスの無料の事前説明会をオンライン開催する。申し込みはロフトワーク公式サイトから。

 同社はこれまで、クリエイター向けにXRコンテンツ制作の講座などを実施してきた。一方で、プロデューサーやプランナーから企画段階のノウハウを知るニーズも増えてきたことで、今回の取り組みに至った。「アイデアを広くオープンにして使ってもらい、どんどんXRを社会実装してもらう」ことを目指す。ファッション業界にも「ブランディングやPRにXRがはまりやすい」として、参加を期待する。

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