DtoC(メーカー直販)型のジュエリーブランド「プライマル」の初の実店舗兼ショールーム「プライマルギャラリー」が東京・中目黒にオープンした。
プライマルは、合成ダイヤモンドを使用したクリエイター系ジュエリーブランドの、日本での先駆けとして20年春夏にデビュー。コンサルティングやジュエリー業界でのキャリアを持つファウンダー兼CEO(最高経営責任者)の福島剛さんと、エンジニアとしてのスキルを持つ共同ファウンダー兼CTO(最高技術責任者)の新間理貴さんが立ち上げた。ミニマルでモード感あるデザインが特徴だ。
自社ECと期間限定店で販売し、媒体露出やSNS発信にも力を入れ、顧客を増やしてきた。実店舗の出店は「実際に見られる場が欲しいとの声が大きかった。単価の高いアイテムが増えてきたことも背景にある」と福島さん。また、ブライダルリングの需要が増えてきたこともあり、約33平方メートルの店内には、接客スペースも設けた。
実店舗は、白を基調にしたクリーンでシンプルなデザイン。月に6~10日程度オープンして、一部在庫を持つものの、基本的には試着とオーダーを軸に運営する。撮影スタジオの機能を併設するほか、今後アーティストやブランドとの協業企画、イベントなども計画している。