洋品雑貨企画販売のブルーミング中西が昨年から販売している、実用的で機能的なポシェット「ポケットプラス」が売れている。「いつもの服にポケットをプラスする」をコンセプトに、ハンカチや携帯、化粧ポーチなどをコンパクトにまとめられる。オフィスシーンで活躍するアイテムとして、働く女性の注目を集めている。
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ポシェットは縦が約17センチ、横が約14センチ。ポケットの中に仕切りを作って整理しやすいようにした。クリップをパンツやスカートに挟むほか、付属のストラップでウエストポーチや肩かけにもなるスリーウェー仕様。2500円。
豊富な色柄も売りで、常時30柄以上をストックし、11月以降には50柄以上に増やす。よく動いているのは黒ベースや小紋柄で「服装を選ばないとして好評」。今秋冬は無地のほか、小花柄や水玉などを販売する。クリスマス企画としてファー使いやレースを重ねたデザインも打ち出す。販売開始は11月上旬を予定し、3000円。
商品は社内プロジェクトの一環で企画、開発した。経理課や総務課に所属する女性社員が、自らの「あったらいいな」という視点をデザインに反映した。社内でも好評で、多くの社員が装着しているという。消費者の共感を得ていることもヒットの要因だ。
主販路は百貨店のハンカチ売り場で開く期間限定店だが、一部の店舗では常設販売もしている。9月には新柄の入荷に合わせて、東京メトロの駅構内で期間限定店を開設する。麻布十番駅が4~16日、池袋駅が8~23日、有楽町駅が17~23日。