【きょうからプラグイン】半数が初出展、26日まで

2018/10/24 06:29 更新


 26回目のプラグイン(繊研新聞社主催)は全体の約半数が初出展で例年に比べて増加した。若々しさやこだわりが感じられるブランドが揃う。

 レディス、バッグでは立ち上げ間もないブランドも多く、ファッションビジネス業界に新たな風を吹かせる。ジュエリー・アクセサリーでは、記念日や贈り物需要を喚起しそうなブランドが充実する。

【レディス】強みを明確に新規参入

 レディスウェアでは、フレッシュな顔ぶれが充実する。素材や色、シルエット、服作りなどに特徴を持ち、強みが明確だ。ターゲットとする主な年代は20代から50代まで幅広く、凛(りん)としたしなやかな女性に向けた提案を充実する。

 17年9月にスタートした「インナーマインドクロノロジー」(ホールA07)は、全て国産のユニセックスブランド。経年変化も楽しむことが出来るよう、素材や物作りにこだわる。ターゲットは30代から。インディゴを先染めした、しなやかな風合いのリネンコットンシャツなどがある。中心価格はトップ1万8000~2万8000円、ボトム2万1000~3万円。 

インナーマインドクロノロジー

 18年夏スタートの「ディーソファ」(ホールA04)は風を感じる素材、空を感じさせる青、ドレスのディテールを特徴に、日常に寄り添いながら、幸せを感じる服を作る。19年春夏はキュプラ綿の先染めボーダー素材を多く使った。ワンピースやブラウス、スカートがあり、ギャザーを入れてポイントにした。

 中心価格はブラウス1万7000~2万2000円、スカート2万3000~2万8000円、ワンピース2万2000~3万8000円。

ディーソファ

 18年秋冬スタートの「アッシェ」(ホールB18)は、アウターが主力。「自由に生きる女性を応援する」がコンセプトで、主なターゲットはOLや主婦層の20~40代。軽量のストレッチダウンコート(6万5000円)などがある。中心価格はアウター2万9000~4万9000円、ボトム1万2000~1万4000円。

アッシェ

 ニットを得意とする「ポーシャル」(ホールA33、34)は17年秋冬にデビューした。「ミニマル&シンプル」をコンセプトにシンプルな形と色で作る。主対象は40~50代。今回のイチ押しはシャツワンピース(2万8900~3万2900円)とロングカーディガン(1万9800~2万3900円)。プラグインでは国内外の新規販路の開拓を目指す。

ポーシャル

 「ビアセリカ」(ホールA41)は、昨年80周年を迎えた太陽毛絲紡績が手掛けるブランド。ウール、カシミヤ、アンゴラ、ロシアンセーブルなど自社で紡績する高品質な糸を用いて、協力工場で編み立て・縫製する。着心地が良く、長く愛されるデザインが特徴で、流行に左右されない大人に向けて提案する。

 会場では、セーブルカシミヤのコートを推す。中心価格帯は、コート15万~20万、ニット2万~4万円。百貨店や通信販売を対象とする。

ビアセリカ

続きは本日の繊研新聞・電子版で



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