「メゾンスペシャル」のプレイ・プロダクト・スタジオ　規模に負けないクリエイティブ

　「メゾンスペシャル」「プランクプロジェクト」を抱えるプレイ・プロダクト・スタジオ（東京）。24年2月期の売上高は約48億円、営業利益率は10％ほどで着地しそうだ。メゾンの産みの苦しみが糧になったのか、2ブランド目のプランクは「（メゾンの）1年前倒しで成長している」と菅井隆行社長。予算に対し約3割上ぶれしている。

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どこを諦めるか

　今が5期目。成長痛を伴いながらも順調と言える。〝ゼロイチ〟の事業で当初は悩み、迷走もしたが、その過程で決めたのは、価値と考える「クリエイティブにお金をかける」こと。商品はもちろん、ルックの撮影や販売員のビジュアル、店舗の内装などを指す。