パルコ、仏人シェフと組みレストラン

2015/07/17 06:17 更新


 パルコは16日、東京・南青山に直営レストラン「アンドエクレ」1号店をオープンした。フランスの有力レストランを経て、『ミシュランガイド』で一つ星を獲得したマンダリンオリエンタル東京内の「シグネチャー」のメーンシェフを務めたフランス人シェフ、オリビエ・ロドリゲス氏、カフェ・レストラン運営のエスエルディーと共同開発した。

 フレンチをベースにしながら日本の食材を活用した料理やドリンクを提供、開業に合わせて玄米や黒米などを使ったオリジナルメニュー「クーリシャス」を開発した。「トップレベルの料理をリーズナブルな価格で提供する〝ネオビストロ〟」をコンセプトとする。ランチがセット1400~1800円、コース3500円、ディナーがコース4500円から、アラカルト1000~2600円。

 パルコは、最近の改装や新館開業の際にファッション店とも相乗効果が見込める高感度な飲食店を積極導入、エンターテインメントコンテンツとの協業カフェを直営展開するなど「食を切り口にした新しいライフスタイル提案」を強化している。アンドエクレの開発はこの一環で、「新しいことに積極的に挑戦したい」というロドリゲス氏の思いと合致した。今後、価格帯とメニューを変えた業態をパルコ内に出すことも検討している。

アンドエクレ店内
アンドエクレ店内


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事