《信用を磨いて70年、プレリーの歩み㊤》独立の夢をかなえて創業

2026/06/29 14:00 更新会員限定NEW!


創業当時の作業風景。作業場は住宅を兼ねていた

 27年に創業70周年を迎える革小物メーカーのプレリー(大阪)。その歩みは、一人の青年が抱いた独立への夢から始まった。

 創業者の清水孝祐は36年、大阪府泉南郡(現泉佐野市)生まれ。幼い頃から母親に「人に使われていたのではいかん。人を使うようにならないといかん」と言い聞かせられて育った。その言葉は少年時代から心に刻まれ、いつか自ら事業を興すとの思いを抱き続けた。

 独立を目指すなかで選んだのがベルト製造だった。小資本でも始めやすいと聞き、地元のベルト製造業、矢倉商店に就職。製造技術を学ぶとともに、商売の基本を身に付けた。

 57年、円満退社して独立。大阪市西成区に30平方メートルほどの住宅兼作業場を借り、清水製作所を創業した。

創意工夫、即実行

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