ジュネ(沖縄県豊見城市)は今夏、沖縄発のリゾートシャツブランド「パイカジ」とハワイの老舗ハワイアンシャツブランド「レインスプーナー」との協業によるオリジナルデザインのウェアの販売を開始する。協業第3弾への取り組みの中、「コロナの影響で観光客が減っている現実を目の当たりにし、気持ちだけでもリゾート感を味わって笑顔になってほしい」という思いを込めた。
かつてハワイに移住した沖縄日系人がお金を募って豚を船で送り、戦後の復興を支援した歴史がある。こうした背景から、古くから沖縄とハワイには深い絆があるといわれている。今回はデザイン、カラーを両ブランドで共同製作し、縫製から仕上げまでを日本で担当したメイド・イン・ジャパンのアイテム。沖縄とハワイの共通点や思いが込められた20のモチーフがデザインされており、シャツとショートパンツはしわになりにくく、風通しが良い綿麻生地を使用。沖縄とハワイ、二つの南国をつなぐ「アロハ」の精神で完成したコレクションとなる。
商品は、全てメンズでネイビー、ホワイト、マルチの3色揃える。半袖シャツ(税込み1万9800円)、イージーショートパンツ(1万5400円)、ポケットTシャツ(7590円)。公式オンラインストアで先行予約を受け付け、店頭販売は4月26日から那覇市国際通りの直営店、沖縄県内のリゾートホテルやセレクトショップなども予定。