5日に18年度第2四半期(3~8月)業績を公表した、オンワードホールディングスは売上高が1.3%減、営業利益は57.6%の大幅減益となった。同じくTSIホールディングスは売上高を1.8%伸ばしたものの、営業損益は1億8600万円の赤字(前年同期は9500万円の黒字)に陥った。ただし、期初の予想(5億円の赤字)よりは改善した。
オンワードはECが堅調に推移したものの、「23区」「組曲」などが減収で、子会社のオンワード商事やアイランドも減収減益となり、アパレルの国内事業全体も減収減益だった。TSIはECが業績を伸ばし、国内外のアパレル事業でも好調に伸ばしたブランドがあった。一方、広告宣伝や事業基盤強化など成長戦略への投資により、営業赤字となった。