オンワード樫山は、ブランド誕生から30周年を迎える「ICB」とライフスタイルメディア『東京カレンダー』との、初のイベント「ICB×東京カレンダーファッションナイト・ウィズ・シャンパーニュ2025」を都内で行った。イベントには、東京カレンダーが読者向けにネットで募集した女性約90人が参加。オンワード樫山は顧客向けの告知や募集はせず、次世代のファンの獲得を目指す新しい形のマーケティング戦略として開催した。
イベントではICBの最新コレクションのファッションショーを開催し、東京カレンダーが厳選した美食とシャンパーニュが提供された。ショーで披露した6スタイルから「最も心躍った好きなスタイル」の来場者による投票を行い、一番支持を集めたスタイルに投票した人の中から抽選でICBの商品を進呈した。

また、輝いていた来場者を選出する「ベストドレッサー賞」など、参加型のコンテンツで会場を盛り上げた。そのほか、コレクションの展示や試着体験スペースを設け、「多くの来場者が実際にアイテムに触れた」。

ICBディビジョンの能井つぐみ部長は、「現在の顧客は40、50代が中心。次世代のキャリア女性に向けてアプローチするイベントで、ICBの認知度アップや体感する場」を狙ったという。
普段から読者向けイベントを行っている東京カレンダーの日紫喜康一郎編集長は「ファッションとの協業は初めてだが、イベント参加者の雑誌での着用など、ファッションと親和性がある」と、今後にも期待する。
