オンワードHD今期 OMO戦略さらに強化 構造改革進展受け増収大幅増益へ

2023/04/10 06:30 更新有料会員限定


 オンワードホールディングス(HD)は今期(24年2月期)、前期の4期ぶりの営業損益黒字化などグローバル構造改革の成果を受けて、増収大幅増益を見込む。オンワード樫山を中心としたブランド事業の復調傾向が鮮明となり、さらに国内のアパレル事業及びライフスタイル事業、海外事業が好調に推移すると見ている。保元道宣社長は「安定成長に向けた施策をさらに進める。マスク規制の緩和など消費者や業界のマインドがポジティブになっており、ファッション需要も高まっている」という。営業利益は14年度からの直近10事業年度で最高益を見込んでいる。

(古川伸広)

【関連記事】オンワード樫山 新事業開発。少人数で既成概念を壊す

 今期連結の計画は売上高が前期比5.1%増の1850億円。国内のアパレル事業は4.9%増の1349億6700万円、ライフスタイルは7%増の415億100万円、海外事業は8%増の186億3100万円を予想する。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事