大西衣料、自動補充でPB強化 今春から「ミバエ」「衣ごこち」を本格化

2024/02/22 07:58 更新有料会員限定


シルバー世代向け「衣ごこち」の春夏トップとボトム

 総合卸の大西衣料(大阪市)は商品自動補充システムのラックジョバー(RJ)事業で、PB開発を強化している。今春からシニア世代(65~75歳)向け「ミバエ」とシルバー世代(75歳以上)向け「衣ごこち」の2ブランドを本格化する。両ブランドとも24年秋冬に向けてシーズン物を含めた商品カテゴリーの拡大を図る。

(小田茂)

 RJ事業部では商品の差別化のためPBを強化しており、レディスとメンズで5ブランドを展開。さらに「シニアとシルバーではニーズが違う。人口的にも増加傾向にある」(田邊寛啓RJ事業部商品部長)ことから2ブランドを立ち上げ、計7ブランドとする。

田邊寛啓RJ事業部商品部長

 衣ごこちは昨年秋冬から一部インナー、レッグウェアの販売に着手しており、今春からアウターやボトムにもアイテムを拡大。75歳以上の男女シルバー向けに豊富なサイズを取り揃える。

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