販売員vsモンスター記者のトレンド接客 ~オフショルブラウス編~
この企画では、日々ショップ取材をしている記者が、「これって一体どうやったら着こなせるの?ていうかハードル高くないですか?!」といった、商品に関する素朴かつちょっと意地悪な疑問を、ずばっと販売員さんにぶつけていきます。百戦錬磨の販売員さんの華麗なる切り返しは、きっと接客の参考になるはず。 第1回は、16年春夏のレディストレンドアイテム、「オフショルダーブラウス」です!
***
記者: 「オフショルって流行ってますよね~。」
販売員: 「オフショル、数シーズン前にもトレンドになりましたよね。その時は着ていたけれど『今の年齢では若作りしている気がして無理』とおっしゃるお客様もいるんですよ。実際はお似合いですし、若作りしている感じは全くないんですけど」
記者: 「でもオフショルって、デザインは可愛いけど実際に着ると肩幅がどーんってなりません?私、元々肩幅が広いので余計に。別のお店で試着したときもひどい有り様でした。しかも、どっかにひっかけたときにずるって脱げないだろうかと考えると、私は怖くてとても着れません…」
販売員: 「肩の見え方やずり落ちが気になるようでしたら、ゴムのシャーリングになっているので、肩までずらさずに普通のブラウスとして着ることもできますよ」
記者: 「確かにそういう着方なら私でも大丈夫そうです。でも、だったら普通のブラウスでも良いですよね…。せっかくならオフショルで着たいんです!」
販売員: 「それもそうですね。では、カーディガンを肩にかけてみるのはどうですか?肩幅があまり気にならなくなりますよ」
記者: 「良いですね!カーディガンなら何枚か手持ちの物があるので、何とか着こなせそうです。下着が見える心配もないし。ちなみに、カーディガンを羽織らない場合は、下着はどう隠したらいいんでしょう?」
販売員: 「ビジュー付きなど、ちょっとデザインの入ったタンクトップを下に着てみてはどうでしょう。オフショルのデザインをもっと生かしたいのであれば、カップつきのチューブトップなどがおすすめです」
記者: 「下着屋さんやアパレルのお店に行けば、レース素材のチューブトップやバンドゥーブラも売っていますもんね。レースは今年のトレンドでもあるし。」
販売員: 「オフショル、チャレンジしてみたくなりましたか?」
記者: 「そうですね!ちょっと勇気が出ました(笑)」
【モンスター記者profile】 モンスターペアレンツ、モンスターカスタマー…過剰ともいえるクレーマーの存在が度々話題になる昨今。普段は、慎重でややビビり(?)なアラサー女性記者K・Iが、精一杯意地悪く、販売員さんを突撃する。販売員さんへの接触度は社内随一で、実は彼ら・彼女らへの愛であふれている。