ナンバーエム 19年秋冬テーマは「アビエーター」

2019/04/16 06:28 更新


 オールウェイズのパンツブランド「ナンバーエム」の19年秋冬は、1932年に女性で初めて大西洋横断した飛行家、アメリア・イアハートへのオマージュから出発したコレクション。アビエーターをテーマに、レトロなイメージのジョドパーズやガウチョタイプ、大きなパッチポケット付きなどを作っている。

 ガンクラブチェック、ブラックウォッチ、キルティングやフェイクレザーを使い、全体に少しほこりっぽいようなセピア、ブラウン系が印象的。

 これまではメンズとウィメンズどちらか一方にしかない生地、型が多かったが、今回からクロスオーバーしている。また、このブランドの特徴であり顔でもあるウエストぐるりの平ゴムは、進化版、変化球がいろいろある。ゴム部分を本体から持ち出した生地でくるんたデザインや、前はすっきり、後ろ側だけゴムなど。

 卸し先はセレクトショップのほか百貨店編集平場にも広がっており、特にメンズのファンが増えている。

 今シーズンから新ラインも登場する。ブランドのアクティブのシリーズの中に設けるゴルフ向けのラインで、ゴルフとビジネスシーンをそのまま行ったり来たりできるのがコンセプト。もちろんウエストゴム。きれいなシルエットでストレスのないテーパード、足首がリブ編みのトラックパンツ風、キルティングのハーフパンツなどを用意した。

 以前からプリントなどで使っているティラノサウルスの柄をオリジナルジャカードやワンポイントで使い、このラインのアイコンにしている。

フェイクレザーのギャザーパンツ5万円


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