「ノンアイロンマックス」 10年で1000万枚を販売

2020/12/18 06:26 更新


 日清紡テキスタイルと青山商事は、両社が共同企画し、09年8月から「洋服の青山」で販売しているメンズ、レディスのビジネスシャツ「ノンアイロンマックス」(中心価格は4900円)の販売枚数が12月16日時点で累計1000万枚を超えたと発表した。

 日清紡テキスタイルは93年に形態安定シャツ「SSP」の発表を皮切りに、アイロンがけ要らずのシャツを開発し続け、09年に洗濯後のしわの状態を1~5級で表す指標、W&W(ウォッシュ・アンド・ウェア)性が4.0級以上をクリアした綿100%の形態安定シャツ「アポロコット」を開発した。アポロコットは同年、青山商事が採用してノンアイロンマックスシャツとして洋服の青山で販売を始めている。

 ノンアイロンマックスはアポロコットによる優れた形態安定性、速乾性、制菌性、防汚性を備える。繊維製品の生産に使われる化学物質を検査して安全性を証明する「エコテックススタンダード100」認証を取得済みで、着用時の安全性も訴求している。

「ノンアイロンマックス」のこれまでの商品展開。ポロシャツやネクタイも出し、シリーズとして拡大した
綿100%で優れた形態安定性を備える


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