《トップに聞く》西松屋チェーン社長 大村浩一氏 今春物から値上げに着手

2023/06/15 12:00 更新有料会員限定


大村浩一氏

 年間60店以上の積極的な出店とECの成長、小学校高学年向けの商品の拡大を成長戦略に掲げる。前期(23年2月期)は28期連続増収ながら3期ぶりの営業減益となった。春物からは値上げに着手し、生産の効率化を一層進めて増益を目指す。

(金谷早紀子)

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 今年度の第1四半期(3~5月)は既存店売上高が前年を上回りました。既存店客数は割っており、値上げの影響だと考えます。客数減は当社に限らず業界全体の傾向で、生活費の支出が増えるなか、服に回すお金が減って買い控えが起きています。これを挽回(ばんかい)するのは難しく、最終的に客数減、客単価増で前年を超える形を目指しています。

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