新潟市古町地区で再開発事業始動 29年、県下最高層の複合施設完成へ

2023/10/03 06:28 更新


新潟市古町で計画の再開発事業(イメージ)

 東京建物などが事業協力する、新潟市の「西堀通5番町地区市街地再開発事業」が、新潟市から都市計画告示を受け本格的に始動した。西堀5番町地区市街地再開発準備組合が主体となり、東京建物、廣瀬が事業協力の形で参画する。県最高層となる高さ約150メートルの商業とオフィス、住宅の複合タワー再開発プロジェクトで、本体工事は25年に着工し29年の完工を予定する。

 計画地は新潟市が進める新潟都心のまちづくり「にいがた2キロメートル」の古町地区にあり、幹線道路に面した交通利便性の高い立地。古町地区には港町文化が色濃く残っており、現在も重要文化財や名勝などが数多く集積している。

 再開発計画は周辺エリアの活性化につながる都市機能の導入や周辺施設との連携を高める都市基盤の拡充、防災機能強化と環境負荷低減に向けた取り組みを行うことにより、都市再生に貢献する。

 また、美しい景観形成に努め、公共機関などで移動しやすい回遊性の高い環境を整備する。



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