《新天地で根づきゆく種》宝島染工 手染めの世界で個性を「宝」に

2024/04/25 07:58 更新有料会員限定


新屋さん(左)と大籠社長

 天然染料を使った手染めの二次製品・生地で、1型数十~数百枚の量産を実現する宝島染工(福岡県大木町)。大籠千春社長は手染めがしたくても働き口がなかったという自身の経験から、学生との接点を広げてきた。「フェルトをちくちく作るような、繊細な作業が大好き」という新屋凛さんは、そうした中で出会った一人。東京から福岡に移住して入社し、自らの個性を生かしている。

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楽しさを仕事に

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