「染色に携われることが喜び」。久保田めぐみさんは何度も「ありがたい」とつぶやいた。地元の広島県を出て、絣染色のレインボー(愛知県一宮市)に就職して2年になる。伊藤光治社長は久保田さんの行動力や向上心に太鼓判を押す。
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今は染色の仕上げ工程のソーピングを担当する。ソーピングは染色をくすませない技術が必要で、工場長の背中を見て経験を積んでいる最中だ。様々な素材に合わせたソーピング剤の調合を工場長に提案するが、その提案が正解の時もあれば不正解の時もある。
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