中国・新型コロナウイルス拡大の影響 出張規制の動き

2020/01/24 06:27 更新


 新型コロナウイルス感染による肺炎が拡大している影響が広がっている。上海市内でもマスクを着用している人が増えており、既にマスクが手に入りにくい状況になっている。武漢でイオンモール3施設などを運営するイオンモールによれば営業は継続している。従業員の健康管理を強化するとともに、トイレなどに限らず売り場全体を消毒するといった対策を講じている。

 在上海日本国総領事館のまとめでは22日午後5時時点で、上海でも9例が確認された。日本人の利用も多いホテルの花園飯店は区の指示によりチェックイン時に宿泊客の体温検査を行っているほか、武漢から来た人については当局へ報告しているという。上海市内の店舗でも「手を触れるところの消毒強化」(上海高島屋百貨)、「トイレをはじめとした全館の共有場所の消毒」(上海新世界大丸百貨)と感染防止に力を入れている。

 「武漢への出張を禁止した」(梅龍鎮伊勢丹)という動きは広がっていきそうだ。日本でも瀧定名古屋は「新型肺炎SARS時をイメージし初動が大切」との判断から「中国への不要不急の出張を禁止した」。田村駒は上海法人からの要請で、日本製のマスクを送付した。

 24日から中国は春節休暇に入る。連休が終わりビジネスが本格化する2月3日以降に事態がどうなっているのか注視する必要がある。

(上海支局)

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