食品・飲料のネスレ日本は日本相撲協会と協業し、使用済みの「ネスカフェ・エコ&システムパック」をアップサイクルしたタオルハンカチを東京都墨田区に寄贈した。タオルハンカチは墨田区在住の子供に配布する予定だ。
ネスカフェ・エコ&システムパックは「ネスカフェ」の紙製詰め替え容器。23年の大相撲の9月場所の開催中に、両国国技館の「大相撲売店」とプレミアムシートにボックスを設置し、パッケージを回収した。ハンカチにはコーヒーを片手にリラックスタイムを過ごす力士を刺繍した。デザインはネスレ日本の社員が担当した。
墨田区内の児童館や子育て広場、イベント開催時などに配布する。1300~1500人に配る予定だ。
山本亨墨田区長は「ハンカチの配布を通じてサステイナブル(持続可能な)の取り組みを子供たちにも伝えていく。今後も一層連携し、循環型社会の実現に貢献していきたい」とコメントした。
ネスレ日本は循環型社会の構築に向けた取り組みを進めており、23年に日本相撲協会とサステイナビリティーパートナー契約を締結している。