メンズパンツ「ニート」世界へ 初の単独店を韓国に

2019/12/19 06:28 更新会員限定


 広告宣伝代理業のにしのや(東京、西野大士代表)が企画・製造・販売する自社メンズパンツブランド「NEAT」(ニート)は、20年2月の中旬から下旬をめどに、韓国・ソウルの聖水洞(ソンスドン)地域に単独路面店を開く。現地の個人事業主と契約を結び、単独店の運営や韓国での代理店業務を任せる。

 「今は人気が過熱しているが、ブランドは、はやり廃りがあるもの。国内で厳しくなった時のためにも海外に目を向けなければ」と、20年春夏からスイスで卸販売も始める。

(友森克樹)

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■人となり大事に

 ニートは、アメリカントラッドの老舗ブランドでPRを務めていた西野さんが「自分好みのパンツを」と、15~16年秋冬から個人でひっそりと製作を始めた。現在、都内の大手セレクトショップ数店と全国の個店専門店など約30軒に取引先を持つ。1本3万円超という高単価ながら、20~30代を中心に順調に売れている。取引先軒数はあまり増やしていないものの、1軒当たりの受注数や消化率が伸び、近年成長している。

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