《私のビジネス日記帳》人材不足について 志摩幹一郎

2024/07/03 06:25 更新


 コロナ明け以降、すさまじい人材獲得競争が業界を超えて起こっているのは皆様も感じておられることかと思います。弊社でも同じ状況の中、今年4月に9人の方が入社し、優秀な中途入社の方にも頑張ってもらっているところです。

 ある会社は店頭スタッフが次々と辞めてしまい、運営に支障をきたして廃業されるという話も聞きました。今後、この人材不足が緩和されることはないでしょう。ますます厳しくなっていく世の中でどう生き残っていくのか。魅力ある会社作りが出来るかどうかが、非常に重要になってきていると感じます。

 入社したくなる会社とはどのような会社なのでしょうか? 「この会社に入社して良かった」と、成長を実感できる環境整備に、力を入れていきたいと思う今日この頃です。そのためには、「この先輩と働けて良かった」と思える人材の輩出が欠かせません。

 スタッフのポテンシャルを最大限引き出せるような環境を整え、仕事を楽しんでもらうことも肝要です。私自身も「一番楽しませてもらおう」という姿勢で一緒に仕事をしています。

 ベースアップはもちろん重要。ですが、魅力ある会社になるためには、企業として地域貢献活動に取り組むことも必須になっていると肌で感じています。

(ウッディーハウス社長)

「私のビジネス日記帳」はファッションビジネス業界を代表する経営者・著名人に執筆いただいているコラムです。

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