良品計画は「無印良品」衣料品の24年春夏で、カポックやヘンプ、再生素材などの環境配慮型素材を使用した服を強化する。暑い夏を快適に過ごせるよう、接触冷感性や通気性の高い機能素材を使ったアイテムのバリエーションも増やす。
(相神優波)
24年春夏はセットアップを増やし、スタイリング提案を強化する。春物では、カポックを中わたに使用したアウター(税込み6990~9990円)や、カポックとコットン混のシャツジャケット(5990円)とタックパンツ(4990円)のセットアップを企画した。
初夏は通気性や速乾性、吸放湿性に優れた麻のアイテムを出す。リネンは洗いざらしシャツ(3990円から)やワンピース(5990円から)、ヘンプはロングジレ(5990円)やジャケット(6990円)などを企画した。
盛夏はTシャツのバリエーションが豊富だ。綿100%(1990円から)や綿・ポリエステル混(990円から)、表地はコットンで裏地に接触冷感のポリエステルを使った「涼感Tシャツ」(1990円)などがある。通気性の高い再生ポリエステルを使った「風を通すシリーズ」では、ルームウェア(3990円)やレディス向けのドレス(5990円)、サロペット(5990円)を作った。
新商品として、シャトル織機で織ったオーガニックコットンのマドラスチェックのシャツ(2990円)やハーフパンツ(1990円)、トランクス(790円)、キャミドレス(4990円)なども5月から販売する。