「無印良品」の衣料品24年春夏 カポックや再生素材を強化、涼感機能も拡充

2023/12/20 06:30 更新


定番のリネンに加え昨年からヘンプのアイテムも企画

 良品計画は「無印良品」衣料品の24年春夏で、カポックやヘンプ、再生素材などの環境配慮型素材を使用した服を強化する。暑い夏を快適に過ごせるよう、接触冷感性や通気性の高い機能素材を使ったアイテムのバリエーションも増やす。

(相神優波)

 24年春夏はセットアップを増やし、スタイリング提案を強化する。春物では、カポックを中わたに使用したアウター(税込み6990~9990円)や、カポックとコットン混のシャツジャケット(5990円)とタックパンツ(4990円)のセットアップを企画した。

カポック・コットン混でデニム調のセットアップなどを出す

 初夏は通気性や速乾性、吸放湿性に優れた麻のアイテムを出す。リネンは洗いざらしシャツ(3990円から)やワンピース(5990円から)、ヘンプはロングジレ(5990円)やジャケット(6990円)などを企画した。

 盛夏はTシャツのバリエーションが豊富だ。綿100%(1990円から)や綿・ポリエステル混(990円から)、表地はコットンで裏地に接触冷感のポリエステルを使った「涼感Tシャツ」(1990円)などがある。通気性の高い再生ポリエステルを使った「風を通すシリーズ」では、ルームウェア(3990円)やレディス向けのドレス(5990円)、サロペット(5990円)を作った。

コットン・ポリエステル混のTシャツは、9色のカラーバリエーションを揃える
軽く通気性に優れた「風を通すシリーズ」のセットアップ

 新商品として、シャトル織機で織ったオーガニックコットンのマドラスチェックのシャツ(2990円)やハーフパンツ(1990円)、トランクス(790円)、キャミドレス(4990円)なども5月から販売する。

インドの伝統柄のマドラスチェックを用いたシャツはキッズも企画した

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