【ミラノ=三冨裕騎】きょうから始まるミラノウニカ(MU)を皮切りに、25年春夏向けテキスタイルの商談シーズンが始まる。2月5~7日にテックスワールド(TW)エボリューションパリ、6~8日にはプルミエール・ヴィジョン(PV)パリと続く。日本企業もコロナ禍前並みの企業数が参加。円安を追い風に、世界に向けて日本素材のアピールを強めていく。
ミラノウニカでは、日本企業を集積したジャパンオブザーバトリーが10周年を迎える。参加企業は37社(うち3社は出展者不在のJOBプラスエリア)で、過去最大級。前年同期比6割増の規模で、トレンド&インデックスコーナーも設置する。MU開会式でJFW事務局長がスピーチするほか、カクテルパーティーで日本を特集した演出があるなど、展示会側も支援に力が入る。