盛岡市が活気づいている。今年1月に米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が、「2023年に行くべき52カ所」として盛岡市を紹介して以降、国内外からの観光客が急増。新型コロナウイルスの感染者数減少や、各商業施設のリニューアル完了、公共交通の新拠点が相次ぎ開設されたことなども影響し、街にはにぎわいが戻ってきた。
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ウォーカブルシティー
ニューヨーク・タイムズ紙では盛岡市を、「歩いて回れる宝石的スポット」と評価した。歴史的な建物と公園、豊かな自然、個性的な飲食店や書店の存在、新幹線を使えば東京から数時間で着くアクセスの良さなどを魅力に挙げ、イギリスの首都ロンドンに続く2番目に紹介した。記事は大きな話題となり、国内では発表直後から多くの大手メディアが報道。盛岡市は、推薦した同紙ライターを市長との懇談の場に招き、市役所内で記者会見を開いた。
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