国内外の下着ブランドを扱うランジェリーセレクトショップ「ムール」が1月10日、東京・中目黒から原宿に移転する。それに先駆けて25年12月末、新店舗の一部空間を利用してインスタレーションを開催した。
テーマは「官能の実験室」。スタッフは白衣にランジェリーをコーディネートした姿で招待客を迎え、試験管をディスプレーするなどして実験室を演出した。快適性が以前に増して重要視されるなど、下着に対する価値観が大きく変容する今、新店では「ランジェリーは、どうあるべきか」を提案する。
今回のインスタレーションは「これからのランジェリー体験」のプロローグと位置付け、あえて販売はせず、香りや映像、言葉を通じて感性を刺激する内容にした。壁一面に、これまでSNSを通じて発信してきたビジュアルを展示した。

モデルは同店のスタッフで、時には賛否両論あった公開当時の反応なども言葉で添えられており、それは「ムールの歴史であり、試行錯誤の経緯」と菜月ディレクター兼バイヤーは語る。
調香師による五つのオリジナルの香りを紹介して嗅覚で官能を感じてもらったり、ムールが独自にひも解いた下着の歴史を投影したりなどして、来場者が下着や官能について考えるきっかけを提供した。

