パレ・フタバ プルオンパンツ特化で効率生産 自社ブランドを軸に月2万本超

2025/02/26 15:00 更新有料会員限定NEW!


昨年買収した第2工場のエクセル・フタバ

 パレ・フタバの繊維製品事業部は婦人向けプルオンパンツ(ウエストがゴム仕様)に特化した自社工場(福山市)で生産するオリジナルブランド「タクミバ」を軸に成長している。アイテムを絞り込んだ専門工場として生産効率を高めることで、コストダウンを実現した点が強みとなっている。福山事業所内の縫製工場に加え、23年5月に近隣の協力工場を買収してエクセル・フタバ(第2工場)として生産能力を大幅に増強した。第2工場だけで月産1万5000~2万本規模まで拡大した。

近隣の工場を買収

 同社は大阪・泉州で1947年にニット製造卸として創業。52年に双葉商事へ改組した。70年代以降、ボウリング場など事業を多角化し、81年にレジャー施設の運営会社としてパレ・フタバを設立した。2011年にパレ・フタバの繊維製品事業部を設立し、自社ブランド「レジネッタ」を販売開始。その後、福山事業所を開設し、18年に設備増強し、一貫生産事業所〝タクミバ〟としてリニューアルした。

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