サッカーJリーグのセレッソ大阪は、クラブ設立30周年を記念した取り組みの一環として、大阪モード学園との連携によるTシャツデザインコンテストを実施した。11月30日にセレッソ大阪の本拠地、ヨドコウ桜スタジアムで表彰式を開いた。
Tシャツデザイン部門の最優秀賞には宮川一葉さんが選ばれ、セレッソ大阪の森島寛晃社長から表彰状と記念品が贈られた。
同コンテストは、「サッカーとファッションという新しい視点でセレッソ大阪の魅力を広げる」という目的で企画された。協賛企業で染色、加工、縫製の飯田繊工(大阪市)が、最優秀賞のデザインでTシャツを製作し、セレッソ大阪の社会連携活動「シャレン!」で活用される予定だ。
森島社長は「発想力、創造性のすばらしさに感動している」とコメント。飯田繊工の飯田憲明常務取締役も「ものすごく優秀なデザイン」と評価した。宮川さんは「私のデザインには、セレッソ大阪が地域の人たちや選手のみなさんに支えられて30周年を迎え、これから先もたくさんの人に愛を与えられる存在になってほしいという願いを込めた」と語った。