水着主力のミューラーン(東京、三浦誠己社長)が、ウェルネスウェアブランド「アルヴォーブ」を急成長させている。日常から水際まで対応できる汎用性の高さで幅広い需要を獲得し、立ち上げから5年で売り上げの3割を稼ぐ屋台骨に育った。ブランド再編とECの強化でさらなる拡大を目指す。
(橋口侑佳)
水着は季節変動による売り上げの波が大きく、同社では最盛期の7月と閑散期の11月で売り上げに10倍の開きがあるという。長年の課題に投じた一石がアルヴォーブだった。ヨガやフィットネスを軸にスタートしたが、近年は日常に溶け込むアイテムを拡充。「海、街、ヨガ、旅をシームレスにつなぐ、水陸両用ウェルネスウェアブランド」という独自のカテゴリーを確立し、支持を獲得した。
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