水着やヨガウェア製造販売のミューラーン(東京、三浦誠巳社長)は、「ピーク&パイン」「リベーチェ」など基幹ブランドの夏の水着に期待する。三浦社長は、「コロナ下ではマスクやヨガウェアなどに注力したが、今年は本業の水着が本格的に復活しそうだ。夏本番に向けて期待している」と力を込める。
(壁田知佳子)
今年は年明けから水着・リゾートウェアの動きが活発化している。1、2月の売り上げはともに前年同月の2倍に達した。3月も60%増で推移している。コロナ禍前の水準にはまだ戻っていないが、学生の卒業旅行や、延期していた新婚旅行、久しぶりの家族旅行など、旅行需要の回復とともに水着・リゾートウェアの回復が著しい。「行先は断トツで沖縄が多い。夏頃には海外も増えるのではないか」と見て、さらなる需要の増加に期待する。今年から本格化した子供水着も順調で、西銀座店で特に良く売れているという。