三井不動産による愛知県では初の大型アウトレットモール「三井アウトレットパーク岡崎」(岡崎市)が11月4日、開業する。西三河全域から静岡県西部を商圏とし、年間の売り上げ目標は約300億円、来場目標は約800万人を見込む。
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同施設が位置するエリアは「名古屋周辺と磐田を商圏で繋ぐ重要なポジション」とし、同社が中部で拡大する三井ショッピングパーク経済圏形成のための空白地帯を補う。
重視したのは、物販だけではない「体験価値の提供」(肥田雅和執行役員商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部副本部長兼リージョナル事業部長)だ。施設の特徴である公園型施設「オカザキマーケット」はマルシェ型施設を始め、食関連店舗が軒を連ね、中央の広場にはドッグランや芝生、ステージなど多用途に楽しめる。また、食関連店舗は国内のアウトレット施設最大の45店に上り「食事を楽しむなど、体験のバリエーションや選択肢を多く用意している」とする。
